海外でレンタカーを借りる時に気になるチャイルドシート事情。カナダ(ブリティッシュコロンビア)での安全基準について紹介したいと思います。また、高い金額を払ってレンタカー屋さんで借りるぐらいなら、現地で購入してしまうという選択肢もあります。
カナダ(ブリティッシュコロンビア州)の安全基準について
0歳~1歳未満の場合
・1歳未満の場合、後ろ向きになる幼児用のチャイルドシートを着用
1歳~4歳未満の場合
・体重が9キロ以下の場合は、後ろ向きになる幼児用のチャイルドシートを着用
・体重が9キロ~18キロの場合は、前向きのチャイルドシートを着用
4歳~9歳未満の場合
・体重が18キロ以上で身長が145センチ以下の場合は、ブースターシートを着用
・9歳以上でも身長が145センチ以下の場合は、ブースターシートを着用
9歳以上の場合
・9歳以上の子供は、通常のシートベルトを着用
・身長が145センチ以上の場合は、通常のシートベルトを着用
カナダの中でも州によって、安全基準が異なる場合がありますので、事前にチェックしておきましょう。
BCAAのサイト
https://www.bcaa.com/community/child-car-seat-safety
世界最大のスーパーマーケットチェーンのWalmart(ウォルマート)
チャイルドシートが安く購入できるスーパーマーケットチェーンのウォルマートです。日本への展開はありませんが、コストコのような場所です。コストコとの違いは、会員にならなくても買い物が可能なところです。
ショッピングカート専用のエスカレーターを発見
日本ではショッピングカートを利用している場合はエレベーターを使うのが普通ですが、ウォルマートにはショッピングカート専用のエスカレーターがあります。使い方はシンプルで、ショッピングカートを専用ゲートに押し込むのみ。大きなショッピングカートをもっての移動は、エレベーターでは一度に乗れる数も限られてきますが、エスカレーターであればあまり気にすることなく活用できそうです。
チャイルドシート(ブースターシート)を探せ!
車用品を販売しているセクションを探してみましょう。
どうしても見つけられない場合は、店員さんに確認してみると早いかと思います。
気になるブースターシートのお値段は?
ウォルマートでのブースターシートの価格は、19.97ドルです。
レンタカー屋さんで借りる場合、1日いくらという価格設定が多く、金額も高いところでは40ドル程度かかるので使い捨てにすることを考えても購入した方が安くなるケースもあります。
カナダのチャイルドシートの安全基準認定ステッカー
レンタカーを借りたお店から約5分のところにウォルマートがあったので、カナダの安全基準に認められているチャイルドシート(ブースターシート)を購入しました。
カナダでは、カナダ自動車安全基準 CMVSS(Canadian Motor Vehicle Safety Standards)というものがあり、チャイルドシートもこの基準をクリアーしている必要があります。クリアーしているものには、ブースターシートの裏に、安全基準の認定ステッカーが貼られています。
このステッカーがないチャイルドシートを利用していた場合、万が一事故にあった場合に、保険が適用されない場合があります。国や州によって法律や安全基準が異なるので、海外でレンタカーをする場合は十分に注意して、交通ルールも含めしっかりと確認をしておきましょう!